ビルヌーブは97年のF1ワールドチャンピオン。当時はウィリアムズに在籍していたが、その後B・A・R、ルノー、ザウバー、BMWザウバーと移籍し、06年シーズン途中にクビサにレースシートを奪われる形となった。
その後はアメリカのNASCARに転向したものの、目立った成績は残せなかったビルヌーブ。今年はF1グランプリの現場に何度か足を運ぶことが目撃されており、今年からダウンフォースが大幅削減されスリックタイヤが復活したこと、さらに来年から3チームが新たにエントリーすることに興味を抱いていると伝えられている。
ビルヌーブはUSF1というチーム名こそ明かさなかったものの、シュポルト・ビルド誌に「そのとおり。F1に戻るつもりだ」と明言。また同紙は、今後数週間のうちにチームからビルヌーブ起用の公式発表があると報じてもいる。
またコスワースエンジンを搭載予定となっているUSF1が送り出す最初のマシンは、今年10月にもスペインのアラゴンかフランスのル・カストレで登場する模様。いずれも、USF1のヨーロッパ拠点としてうわさされている場所だ。マシン自体のデザインおよび製造はアメリカ・ノースカロライナ州シャーロットのファクトリーで行われる。
そうこの人を忘れてたなぁ