人気ブログランキング | 話題のタグを見る
累計: 検索エンジン登録 本日: SEO対策 昨日: メール配信   アクセスアップ
 ※いつも見に来て下さってアリガト キーワード拒否設定しております 悪しからず 
FIA、バジェットキャップ施行を断言
  FIAは、FIA会長マックス・モズレーが提案する上限を4,500万ユーロ(約60億円)とするバジェットキャップ(年間予算制限)を予定どおり2010年F1世界選手権から適用すると発表。

FIAの財政担当者とFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)代表者の間で15日(月)に会議が行われたが、この問題の解決には至らなかった。16日(火)に発表された声明の中でFIAは、前日に行われた会議の失敗がFOTAの責任であるとの見方を示している。

「残念ながら会議に出席したFOTAの代表者たちは、2010年ファイナンシャルレギュレーションに関して意見を述べるよう委任されていないと発言した。実際、彼らがその問題を議論する準備をしていなかったことは明らかだ。結果的に、FIAのルールをFOTAの提案と比較し、共通のポジションを見出すというという目的が達成されることはなかった」

モズレーが提案する2010年レギュレーションは、バジェットキャップ制を導入することによってF1に参戦するコストを削減することが狙いだ。しかしその中にはドライバーを含めたスタッフの給与やマーケティング費用などは含まれておらず、チーム運営に関する資金の運用に一定の制限を設ける仕組みとなっている。

一方FOTA側はモズレー案に代わるものを提案している。その中身は上限が引き上げられたバジェットキャップで、独自のコスト削減案も含まれている。

月曜日の会議では具体的な結論は見えなかったが、どうやらFIAが再びFOTAの提案を拒否した模様だ。さまざまな論議を生んでいるものの、FIAは2010年からバジェットキャップ制度を組み込んだレギュレーションを始動する決意を固めた様子だ。

FIAは「具体的な対話がなかったものの、FOTAの財政的な提案については討議が行われた。しかし、それらにはチームの資金を一定にする力がないことが明らかになっている。そうなれば、財政的な拡大競争が続くことは必至だ。そのため、FIAが提案するファイナンシャルレギュレーションが施行待ちとなっている」

との文面で声明は締めくくられている。

FIAはFOTAとの交渉期限を19日(金)に設定しているため、もはやFOTAは自らの主張を取り下げてFIAの要求を呑むことしか選択肢が残されていないのかもしれない。

もし19日までに交渉が締結されなかった場合、フェラーリ、トヨタ、ルノー、BMW、マクラーレン、レッドブル、トロ・ロッソ、そしてブラウンGPというFOTA現メンバーは2010年F1世界選手権エントリーリストから名前を消されることになるだろう。その後のスペースは補欠エントリー組が締めるものと思われる。その補欠エントリー組は、いずれもモズレーが提案する新世代F1に納得しているチームたちだ。

FIAは先日、FOTAの一部メンバーたちが建設的な話し合いを妨害しようとしているとして非難していた。まさに総力戦となっている中で、今後の展開に向けた含みについてさまざまな論議がなされているのだ。

FIAとの交渉がまとまらなかった場合、FOTAは自動車メーカーと一緒になってF1を離脱し、F1にとって代わる新しいシングルシーターカテゴリーの世界選手権を立ち上げる構想があることを明かしている。


19日か、どうなるんだろ。
by sportsiroiro | 2009-06-17 21:35 | F1
<< フォース・インディア、09年の... AF機墜落 原因は未解明、全遺... >>



競馬・ネコ・F1・寺社仏閣巡り・ミリタリードラマ料理等

by やん
みのりの動画です      ミーちゃんの動画です
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
お気に入りブログ
リンク
最新のトラックバック
記事ランキング
ブログパーツ
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
ブログジャンル
画像一覧
アクセス解析