バーレーンGPのレーススチュワードは、スーティル(フォース・インディア)に対して3グリッド降格処分を科したことを発表したと言う。これでスーティルは19番グリッドからレースを始めることになる。
スーティルは25日(土)の予選で16番手タイムをマークした。
しかし予選Q1の最中にレッドブルのウェバーのタイムアタックを妨害したため、今回のペナルティを受けることになった。スーティルは19番グリッドに落ち、予選19番手だったウェバーは18番グリッドからのスタートになる。
予選後にウェバーに謝罪したという26歳のスーティルは、「マーク(ウェバー)はフライングラップだったようだけど、僕は知らなかったんだ。僕もアタックを始めようとしていたから、できるだけ後方にスペースを置くためにポジションを守っていたんだ」と説明している。
一方のウェバーは、チームメイトのベッテルが3番手だったこともあり、かなり影響を受けたとみられる。ウェバーによれば、2周連続アタックの両方共にスーティルの妨害を受けたようだ。
「1周目の最終コーナーではスーティルの後ろで行き場を失い、コントロールラインを通過してからはスーティルが僕のスリップストリームを使って前に出たんだ。僕のレースはメチャクチャさ」とウェバーはコメントしている。