通勤客で混雑するNY中心部のペン・ステーション駅で18日朝、テロ警戒中の警察官の助けで女性が赤ちゃんを出産する出来事があったと言う。
駅構内で突然産気づいた母親のマリー・ブースさんは、救急車を呼ぶ余裕もなく「このままここで生もうと思った」という。構内をパトロール中だったニューヨーク市警テロ対策部隊の警察官3人と、アムトラック鉄道の警察官1人が応援に駆けつけ、午前7時20分、駅の出発時刻表示板の下で無事、3175グラムの男の子が生まれた。
通勤客からは歓声が上がり、「ペン・ステーションにちなんで名前はペンだ」という声も。赤ん坊は実際に、ミドルネームに駅名を取ってシーザー・ペン・ブースちゃんと名付けられた。マリーさんとともに病院に運ばれ、母子ともに元気だという。
無事に産まれてよかたね。