オバマ米大統領が24日、就任後初めて議会で行った施政方針演説について、米国民の約3分の2が非常に肯定的に評価していることが、CNN/オピニオン・リサーチ社の世論調査で明らかになった。
調査は演説終了後、テレビ中継を視聴した米国人成人484人を対象に行われた。その結果、非常に良かったとの評価が68%、まあまあ良かったとの評価が24%で、否定的な評価は8%にとどまった。
演説を聞いて、今後数年間の米国の方向性について楽観的になったとの回答は85%に上り、悲観的になったとの回答11%を大きくしのいだ。また、オバマ大統領が演説で提示した経済政策を支持するは82%、支持しないは17%だった。
CNNの調査担当者は、オバマ大統領にとって喜ばしい結果になったものの、クリントン元大統領やブッシュ前大統領による初の議会演説後の調査結果と比較した場合、ほぼ同水準だと指摘している。