北朝鮮は24日、北東部の海岸で「人工衛星」の打ち上げ準備を進めていると発表し、遠距離ミサイルの試射準備ではないことを示唆した。北朝鮮の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。
KCNAが朝鮮宇宙空間技術委員会の報道官の発言として伝えたところによると、この衛星「光明星2号」はロケット「銀河2号」によって打ち上げられる。
報道官は、もし打ち上げが成功した場合、北朝鮮の宇宙技術は「先進国への道を一歩大きく踏み出す」と述べ、北朝鮮のこうした技術開発が「平和目的政策」に従っていると強調したという。
米高官は今月、米偵察衛星の画像を基に、北朝鮮が以前長距離ミサイル「テポドン2」を発射した場所で、ミサイル発射準備の動きがあると指摘した。
ただしミサイルが発射台に移されていることを示す直接証拠はないとしている。