今年5月に起きた四川大地震で、学校の倒壊などにより死亡した児童、生徒らは1万9065人に上った事が、地元当局の発表で明らかになったと言う。
同地震の死者、行方不明者は合わせて9万人近くに及んだが、このうち児童、生徒の死者数が正式に報告されたのは初めてとの事。
多くが倒壊した校舎の下敷きになるなどして死亡した事から、遺族らが当局の責任を追及し、徹底調査を求めてきた。遺族が当局から脅迫や口止め料の支払いを受けたとの報告もある。
記者会見した四川省高官によると、倒壊した学校のうち1300校は再建工事中または完成済みで、特に被害の大きかった25校については移転先の選定が始まっている。
民家は20万棟が再建され、68万5000棟が工事中だが、今後修理や再建を必要とする家は200万世帯に上るという。
同高官は、「今年の冬は例年より寒さが厳しいとの予報が出ている」と指摘し、「避難生活を送る被災者たちに衣服や布団の寄付を」と呼びかけた。
亡くなった人たちはもう戻っては来ないんだよね
その人達の為にも次の災害が起こった時には最小限に収まる様、政府は対応をして欲しいね。