カスタマーエンジンの取引価格を500万ユーロ(約6億2,500万円)に制限する提案が、2011年から施行される事で合意に至ったと、ルカ・ディ・モンテゼモーロが明らかにしたと言う。
これはFIAが2010年から導入を予定しているスタンダードエンジンの脅威を回避するため、今回の基準が設けられたものと伝えられている。
先の提案はフェラーリのモンテゼモーロ社長が代表を務めるFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)によって、先週投票が行われたようだ。
「これまでにかかっていた費用の2,000万ユーロ(約25億円)に比べて、2011年までにエンジンのコストを500万ユーロとすることが満場一致で決まった」とモンテゼモーロは説明。
さらに、シーズン終了後のイベント、フェラーリ・ワールド・ファイナルズが開かれたマラネロで、モンテゼモーロは最終戦で同チームのマッサではなくハミルトンが08年のチャンピオンシップをつかんだとき、自身のテレビを壊していたことも暴露した。
「ラッキーなことにもう一台テレビがあったから、表彰式も見ることができた。表彰式は良かったね」と笑いながら語っていた。