トヨタが09年はKERS(運動エネルギー回収システム)を搭載せずにスタートするだろうという報道が流れ、同チームの社長ジョン・ハウエットがそれを認めたと言う。
FOTAの会議で新テクノロジーKERS導入を2010年まで遅らせる提案が否決され、マクラーレンの代表ロン・デニスが来年のメルボルンでは“1チーム”がKERSなしでレースする計画だとメディアに示唆していた。
それに対してハウエットはインテルラゴスで、「第1戦でパフォーマンスが有利になるような安全で信頼性のあるKERSを搭載することはほぼありそうにない」と認めている。
「数戦後もそうだとは言っていないが、いくつか大きな問題がある」
また極秘の会議で明かされたトヨタの計画を、デニスが報道陣に漏らしたことをよく思っていないようだ。
「人々がそれについて言及したことを不快に思う」とハエウット。「あれはれっきとした完全に極秘の会議だった」